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知ってました?iPhone7は防水ではなく耐水!
[2018.11.30] スマホスピタル奈良
カテゴリー:マメ知識
iPhoneの中でも多いトラブル、水没(~_~;)
iPhoneなどの電子機器を一度水没させてしまうと、何らかの形でトラブルが発生してしまう可能性があります。
・電源が入らない、、、
・画面の液晶に水シミが、、、
・各パーツの機能が使えない、、、
などなど、、、
iPhoneを水没させてしまう原因は様々だと思いますが、正しい知識を持っていれば水没しなかったのに、、、
といった事例も多いです(-_-;)
今回はそんな悲しいiPhoneの水没を起きないように、iPhone7の防水性能についてお話します!
【防水】と【耐水】の違いは?
タイトルに【防水】と【耐水】という言葉があります。
この両者の意味はどう違うのでしょうか?
『コトバンク』では【防水】と【耐水】についてこの様に定義しています。
【防水】
1、水がしみこむのを防ぐこと。水が入ったりしみこんだりしないように処理・加工すること。
2、水の流れを防ぐこと。
【耐水】
水がしみ通らないこと。また、水によって変質や破損しないこと。
※『コトバンク』より
うーん、、、何だか一緒のように思えますね(~_~;)
意味自体はほとんど同じなのではないでしょうか。
ですが、ここで注目していただきたいのはAppleの公式サイトの表現です。
iPhone7の防水レベルについて、、、
「iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について」と表記されています。
何故【防水】ではなく【耐水】と表記されているのか?
聞いた感じは【耐水】と【防水】では何だか【防水】の方が強そうなのに、何故あえて【耐水】の表記を採用しているのか、、、
その答えは【IP】にあります!
次は【IP】についてお話します!
【IP】って何?
普段生活していて【IP】という言葉を聞く機会はほとんどないでしょう。
なので、多くの方が知らない言葉だとは思います。
簡単に説明すると、防塵や防水のレベルを数字で表したものになります。
ちなみに、、、
iPhone7の【IP】はIP67です。
このIPの後ろにくる数字が防塵性能を表します。
なので、iPhone7の防塵性能は6等級。
その防塵性能の次にある数字が防水レベルを表します。
なので、iPhone7の防水レベルは7等級になります。
しかしながら、その等級がわかってもその数字がいいのか悪いのかわからないですよね?
ご安心ください!
しっかりとご説明します!
まずは防塵性能から
防塵性能の等級は0~6まであり、6が一番強い等級になります。
この数字が6に近いほど防塵性能が優れている!という事になります。
IP0X:無保護
IP1X:直径50.0mmの外来固形物まで保護
IP2X:直径12.5mmの外来固形物まで保護
IP3X:直径2.5mmの外来固形物まで保護
IP4X:直径1.0mmの外来固形物まで保護
IP5X:粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない
IP6X:粉塵が内部に侵入しない
※ここでは防塵性能の説明なのでIP6などのXは耐水性能を表すのでXと表示
ということは、、、
iPhone7の防塵性能は一番高い等級になります!
次に耐水性能!
耐水性能は0~8まであり、こちらも防塵性能と同じです8が一番高い等級になります。
IPX0:特に保護がされていない
IPX1:鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
IPX2:鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
IPX3:鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
IPX4:あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
IPX6:あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
IPX7:一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
IPX8:継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)
ということは、、、
iPhone7の防水性能は結構優秀なんです!
話を戻しまして、、、
iPhone7が【防水】ではなく【耐水】と表記される理由、、、
IPX7の一つ下のIPX6に注目してみてください!
【耐水形】なんです!
Appleはこの耐水という表記を採用したのではないでしょうか?
iPhone7はIPX7なので【一時的に水中で使用しても~】なので一定時間以上水中で使用してしまうと、、、水没してしまいます(; ・`д・´)
これがiPhone7の理解していただきたいポイントです!
iPhone7でも水没してしまう!
ということですね(T_T)
iPhone7の【耐水性能】、具体的にはどんな感じ?
iPhone7の防塵・耐水性能の数値は分かりましたが、実際にどのようなものなのか?
深さ1メートルに最長30分使用出来る計算になります。
なので、不意の雨がかかってしまったり、飲み物をこぼしてしまったりなどの生活の中でのトラブルには、iPhone7の【耐水性能】は力を発揮してくれます。
しかしながら、Appleの公式サイトに注意書きがあるように、、、
・iPhone を着用したまま泳ぐまたは入浴する
・iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
・iPhone をサウナやスチームルームで使う
・iPhone を意図的に水没させる
・推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下で iPhone を動作させる
・iPhone を落とすなど、衝撃を与える
・iPhone を分解する (ネジを外すなど)
を行うとiPhoneの【耐水性能】は著しく低下してしまいます。
iPhone7をお風呂にそのままで使用していないですか?
そういった使用方法を続けていると、水没してしまう可能性があります(~_~;)
もしお風呂などでiPhone7を使用したい場合はウォータープルーフの入れ物にiPhoneを入れて使用した方がいいですね!
ですが、ジップロックは危険ですよ!
実際に当店に水没した端末を持って来られた方のお話をお伺いすると、、、
「ジップロックに入れてたら、気付いたら中に水が入っていた」ということが非常に多いです。
なので、専用の入れ物に入れたうえで使用した方がいいですね!
iPhone7の【耐水性能】を理解して水没を未然に防ぎましょう!
そもそも、iPhone7などの【耐水】・【防水】性能があるスマートフォンは内部の電子パーツが水に強いように作られていません。
最初に記述したように【耐水】・【防水】両者とも「中に水がしみ込まない」という意味です。
iPhone7の【耐水性能】を保っているのは実は粘着テープだけです。
この粘着テープがIP67の機能を果しています。
粘着テープなので、経年劣化や温度によって溶けてしまうので、使用を続けているとiPhone7の【耐水性能】も低下してしまいます。
なので、基本的に全てのスマートフォンに言えることですが、水回りでの使用は極力避けましょう!
もし使用する場合はウォータープルーフの入れ物に!
という訳ですね!
iPhone7以降のiPhone8やiPhoneX、iPhoneXsも同じように注意してくださいね!
もし水没してしまった!
という場合はスマホスピタル奈良店までご相談ください(^O^)/
データそのままで修理が可能です!
諦める前にまずはご連絡を!
皆様のご来店お待ちしております!
スマホスピタル奈良店でした(*´ω`)
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